遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

ソレックスとウェーバー 適当に書くそれぞれの歴史

ソレックスとウェーバーのどっちが良いのか?

割とこれは昔から言われていますよね。

両方とも固定ベンチュリーのキャブとして有名ですが

何が一体違うのか?

今回はゆるゆると紹介してみようと思います。

では、まず最初の大きな違い

ソレックスはフランス、ウェーバーはイタリアに本社があります。

この違いは特に意味はありませんが

ソレックスは市販車に取り付けることが前提の物も開発しており

SUキャブと言われるものの生産もしています。

ウェーバーは、会社の創業者がレースに出るために作ったキャブが

そのまま市販品となったので、まずここが違いますね。

キャブを卸していた会社は

ソレックスは沢山あるので書ききれませんが

ウェーバーアストンマーティン、フォード、フェラーリロータスランチア

などの、レースに注力している老舗高級車メーカー

にキャブを卸していたようです。

では、どうしてソレックスは日本でのシェアが多いのか

それは、ソレックスのキャブの生産ライセンスを日本の三国と言う企業が買ったからなんですよね。

三国とはカタカナでミクニとかかれ

一時期はミクニソレックスと言う名前でソレックスからのキャブを製造していました

ミクニ自体も、ソレックスの設計を

自社で一部を改変したり構造を変更したり、精度を向上させたりで

ソレックス本社よりも良い製品を作ってしまったとか言う事もあるようで

日産も、元はウェーバーのキャブをレースに使用していたようですが

ウェーバーはソレックスよりも交換部品が多く

情報網が未発達の当時、ソレックス本社と話ができ、部品を生産できるミクニがある

部品の入手性が良い

という事は、ソレックスを利用する方が楽

そういう事でソレックスが日本で流通するようになったんじゃないのかなと思います。

 なんだか、面倒になってきたのでこれで終わります。

それでは