遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

構成部品が増える=調整幅が広い。

まぁ誰も読まないこのブログ

しょうもないことを延々書き連ねてますが

今回は物を構成している部品の数について

これのメリットとデメリットはどういった物なのか

そういう感じで書いていこうかなぁとか思います。

 

こういう悪い話か良い話、どちらを先に聞くか?

と言った感じの場合はだいたいの映画は良い方から聞きますよね。

 

という事で良い話の方、メリットから書いていこうと思います。

部品点数が増えることのメリット

それは、調整幅が増えるという事です。

構成する部品が多いという事は

その部品の組付け方やその部品の大きさなどを変更する

そういったことがしやすくなるので、調整できるところが増えます。

また、分解の手間は増えますが

主要な部品が壊れない限り

部品の交換、オーバーホールなどを定期的にすることで

高い負荷をかけて使用するような物でも何年も使う事ができます。

 

まぁメリットの次は当たり前のようにあるデメリット

まぁ構成部品が増える。という事は

扱い、組み立てが面倒になり、値段が高くなるという事です。

このデメリットは数を多く作る物ならば顕著に表れます。

例えばですが、

昔のSOHCのエンジンが市販車のノーマルグレードとして全盛の時代

上級者にDOHCのエンジンをスポーツグレードとして設定して生産していたとき

DOHCのエンジンはSOHCエンジンよりも構成部品が多いです。

なので、組み立てラインの一部を変更もしくは新しく追加して

エンジンを生産しなくてはいけなかったため

値段が高価になっています。

個人的な考えではありますが

車の足回りなども

構成部品が増やすことで、ブッシュの数を増やし

振動が少なく、路面追従性を向上さたり、乗り心地を上げることができたりします。

例としては、日産のマルチリンク式のサスペンションとかそういう感じが強いんじゃないかなと思います。

構成部品が多いという事は、部品の数そのものが多くなるので値段も上がります。

また、調整幅が大きくなるので、すべてを同じにする。

という事がやりにくくなるので、当たりはずれが大きくなったりします。

値段が高く、手間がかかる物になるので

数が売れないものだと利益を上げることが難しくなります。

現在は、高級車の需要が地味に減りつつありながら

部品の共通化という面では多少苦しい部分があるようで

どんなものでも大量生産して大量に売らないと利益になりにくい

そういった感じなので

構成部品を減らしアタリ、ハズレを少なくして

売り出すといったことをしていく方針に、今の車はなっているような気がします。

さて、こういったところでもう終わり。

それでは