SR20…エンジン
日産のSR20というエンジンをご存じでしょうか。
日産のスポーツカーからミニバンまで
レースから一般の公道まで
割と長く使われたことで有名なSR20エンジン
トヨタの3Sエンジン、ホンダのB20、日産のSR20という
JTCCというFFセダンが激戦を繰り広げたレースでは
頑丈で堅実な走りをするトヨタのコロナ・エクシブ
直4のF1エンジンと呼ばれたB20を載せたアコード
そういった感じで何かしらライバルには特色があったんですけど
日産はその中ではあまりパッとしなかったんですよね。
まぁ何度か優勝はしていますし、撤退する前年はホンダとチャンピオン争いをしていたので、それなりに速い車だったんだと思います。
さて、そのSR20ですが、同期の2Lのエンジンよりも
改造するための部品が多いんですよね。
3Sエンジンは頑丈だけど鋳鉄ブロックだから重い
B20エンジンは部品の精度が無いとデチューンになる。
そういったライバルの欠点的な物をSR20エンジンは持っていなかったんですよね。
技術の日産は、アルミブロックのSR20でそれなりの軽さ、耐久性を持たせて作っていたんですよね。
そして、SR20は日本最高のデートカーでありドリフト界でも有名なシルビアのに載っていたんですよね。
これが一番大きいんじゃないかと思います。
要するに、シェアの問題ですね。
デートカーとして乗りつぶされた安くなったシルビアを走り屋が買い
それを改造するから需要があってアフターパーツメーカーも売り出すという。
それが繰り返されて、今でもドリフト界隈では人気なエンジンです。
ドリフトをさせるためにパワーを出す必要があるからパワーを上げる知識も手に入りやすくなるという。
そういう事があって今でも名機と言われているんですよね。
さて、そんなところで今はSR20の改造計画を地味に考えています。
いつの日かまとまればそのうちブログに書こうと思います。
それでは