OERキャブ仕様SR20
私が考えているSR20キャブ仕様
まぁ最初に載せたいとか言っていた車両であるS13シルビアは
手に入らない可能性が大なので
他の車を探していたところ、ちょうど良さそうな車を発見したんですよね。
その車は、日産が送り出したカローラのライバル
日産のサニーです。
まぁ私が選んだサニーは
サニーの中でも最後のサニーB15型です。
この車は最後のサニーで、これ以降はサニーの新型車は出ていないのですが
前期モデルに限り排ガス規定が改正されていないので
キャブ仕様の車を作ることが可能なんですよね。
(二次エア導入キットで意図的に燃調薄めれば通るハズ…)
まぁその車にSR20を載せたいというのがあるのですが
前に見たサニーの北米輸出モデルであるセントラのスポーツグレード
SE-Rを見て、これは欲しい!と思ったからです。
セダンで快適で速いと言う。
これには憧れがあるんですよね。
そもそも、SR20は沢山ありますが、それはFF用が多いんですよね。
SR20のブロックはFR用、FF用の二種類あり
セントラはFFなので数が比較的多いというか、数が多いFF用のSR20が使えます。
そして、SR20のVVt-iはキャブには使えないので
古いものになるかもしれませんが、プリメーラの最廉価グレードのエンジンは
SR20のキャブ仕様があったりするので
それの構造をコピーしていくという感じです。
ただ、SR20は高回転で回していくとロッカーアームが飛ぶという
自然吸気の車においては割と致命的な部分があったりするので
これの対策が必要なのでエンジンのカムの設計などを加味して
シリンダーヘッドを作り上げ最適な燃焼室を作りることができれば良いのですが、お金が無いのにそんなことができるわけはないので
できる限り安くやっていくという感じになることでしょう。
キャブの口径自体は47Φか50Φで
OERがキャブと一緒に出しているエアガバナーと言う物で強制的にインテークに2次エアを導入して14.7:1に近い空燃比の混合気をエンジンに送る方法で排ガスの測定を乗り切ろうと思います。
そもそも、キャブで14.7:1の混合気は作りにくいというか、ほぼ作れないので
12:1~13:1程度の空燃比の混合気をキャブで作って
エアガバナーでキャブの後ろから空気を送って14.7:1の混合気に作り替えるという事です。
調整次第ですが、そうすれば排ガスにも対応できるので
キャブレターを楽しめると思います。
まぁそれでも通らない場合は、点火系も変えて進角させれば良いと思っています。
キャブレターFFセダン界で速い、というのは面白いので
この車はできればなぁと思います。
ただ、構造変更が必要です。
キャブレターへの変更に関する排ガス対応の書類
エンジンの載せ替えに関する書類
この2枚の書類の提出が必要です。
エンジンの載せ替えに関してはSR20は北米仕様のサニーであるセントラに純正で載っていたので、これに関しては簡単です。
あとは、キャブレターですが、これは経験と勘がモノを言う作業なので
いじったことのないOERキャブがどこまで調整できるのか…
という所に限られていきます。
まぁ排ガスなんて気にしなくても乗れるように
混合燃料というか、合成燃料ができれば楽なんですけどね。
今回はキャブ仕様のSR20を作ろう計画
載せる車候補2番B15サニーについてでした。
それでは