遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

DFVエンジンが欲しい

DFVエンジンというレース用のすごいエンジンがあるんですよね。

何がすごいかと言うと

F1において歴代最多優勝を記録したエンジンなんですよね。

1960年代から1980年代(後継や改変を加えた物まで含めると90年代)

までの長い期間

F1、F3000、インディー等のオープンホイールレースをメインに

グループC等のレースで活躍した長寿で生産期間が長かった

設計が優れた優秀なエンジンだったんですよね。

例えとすれば、オープンホイールレースのエンジンの中でのスーパーカブのエンジンと呼べるエンジンだったのではないでしょうか。

(DFVエンジンは生産終了しているので、例えとしては間違っているかもしれませんがレースシーンで20年以上設計がほぼ変わらなかったエンジンはこのエンジン位ではないでしょうか)

 

開発の元は、F1に出場していたシャシコンストラクターロータスとエンジンコンストラクターコスワースが資金難で

レギュレーションに合わせた3Lの排気量のエンジンが作れないという状況で

FVA(Four Valve type A)エンジンという直列4気筒の2LのエンジンをベースにV8エンジンを作るという企画を作って、スポンサー募集活動をしていたところ

英国フォードが興味を持って

フェラーリの買収に失敗したフォードが出資する形で

フォード・コスワース DFV(Double Four Valve)エンジンが作られました。

 

まぁ日々の『物欲病』なのですが

この計画は私の『物欲病』の中でも最も高額なものになります。

エンジン自体を手に入れても動かせなくては意味がない…

そういう事で、私はこのエンジンをフォードGT40のレプリカに載せてみたいなぁと思っているんですよね。

元のレースに出ていたフォードGTのエンジン自体は

当時の信頼性が高かった市販車ベースのエンジンをベースに

シェルビーがエンジンチューナーとして組み上げた427in³(キュービックインチ)

約7リッターのエンジンを載せています。

そんなところで、このフォードGTのエンジンをこのDFVエンジンにしたいと思っています。

そもそも、本物のフォードGT自体は手に入れようと思っても一台一億円以上するらしいのでどう頑張っても手に入らないのですが

レプリカ自体のお値段は本物の1/5くらいの程度に収まるので

私はそれを手に入れて、空力的な改善を施して

10000回転まで回る自然吸気DFVエンジンをぶん回してサーキットを走ってみたいなぁと思っています。

まぁ年式によって多少の性能の誤差はあるのですが

日本にもF3000のエンジンとして、このエンジンは納入されていたので

今でも販売はされているんですよね。

(高額ですが、一般人でも買えるようです。)

まぁ部品が出るかは知りませんが、コスワースは会社として今も存在していますし

結果を残した高名なエンジンなのでクラシックカーレースや博物館での動態保存の為に部品供給されているのではと思います。

いつの日かこういうのが実現できればという所で終わります。

それでは