パンチングレザーと編み込みレザー
今回も革のお話
シートにレザーを使うとなると、内装にもレザーを使いたいとなるんですよね。
そんなところで、日本の高級車のベンチマークという感じで
レクサスのカタログを見たんですよね。
それを見ていると、レクサスには背もたれの部分にパンチングレザーを使用した
シートが採用されていて、背もたれ部がファブリックのクラウンとは違うなぁと思いました。
そんなところで
クラウンのパンチングレザー、私が考えた編み込みレザー
欧州車に多く採用されているキルティング加工がされたレザー
この3つをどういう風に使うかなぁと…
まぁその前に、革以外の物を使う部分についてですが
車には、エアコンの吹き出し口や、オーディオのコーン部のカバーなどがありますが
そこにはアルミのメッシュが採用されるべきだと思うんですよね。
ただ、メッシュとはいっても、ただ穴をあけただけではつまらないので
様々な仕様のメッシュを作るべきだと思います。
ただ、無地のアルミでは格好が悪く、傷がつきやすいので
革の色に合わせた丈夫な艶消しもしくは半光沢のアルマイトをするべきだと思います。
特にオーディオのコーン部のカバーは足元に近く、径が大きいので足をぶつけただけで壊れるようでは物として成り立ちません。
また、革には青や赤などのさまざまなカラーがあるので
しっかりとそれに合わせたアルマイトをするべきでもあると思います。
そして、ドアの小物入れ以外の部分、ドアトリムは
パンチングレザー、キルティング加工、編み込みのレザーなど
どの革でも大丈夫かと思います。
ついでに、追加として刺繍などを施すのも良いかもしれません。
ただ、内装でも飾り面になるのでここは良いものを使うべきだと思います。
(ウッドや樹脂、レクサスのように西陣織の飾り布やガラスの切子で仕上げた飾りでも良いですが、あくまで革に拘っています。)
そして、小物入れは普通のしっとりとした革を使うべきだと思います。
ただ私が革独特のしっとりとした質感は私が好きなだけかもしれませんが
ここは、私が外せないポイントだと思っています。
しっとりとした内装は、私の中では車の内装が良いものか、悪いものか
を判断する一つの基準になっています。
(現行のクラウンはお値段と比較して考えればものすごく良い作りだと思います。)
まぁ革に関しては、まだまだ勉強中なのと
物を作るには、素材への理解が大事じゃないかと思っているのと
場合によっては一概にこの革が良いというのが言えないのと
本革を使いたいという心持がありながら
お値段や着色、品質の安定性から
合皮を使う事も視野に入れるべきか…
というのが地味にあったりします。
まぁ一番手に入りやすく、お値段も安く、練習に使えるのは
合皮なので合皮を使って練習をしようと思います。
それでは