乗馬体験してきた。
バイクというか、エンジンという物
それは馬に変わる動力を得たいと願った人類の発明です。
そんなところで
バイクという物の最初は馬だと
そういう風に思ったところで、乗馬体験に行ってきました。
結論としては、バイクの乗り方に対しては一切の参考になりませんでした。
・股で挟めない(馬の動きを抑制することになるためいけない)
・頼れるものが無い(バイクにおいては最悪ハンドルに頼れますがそんなものはない)
・ステップ(鐙:あぶみ)が動きまくる。
私個人としては、それなりに体感に自信があったので頼れるものが無くても別に問題は無かったのですが
馬に乗るまでは簡単でもそれ以降がダメでした。
普通に歩かせること(並足)の時点でクッソしんどく
軽速歩(はやあし)の時点で上下に揺さぶられ、お尻が痛かったです。
三拍子と呼ばれる馬の走りですが、それのはるか前の時点でもう駄目だと思いました。
40分くらいの時間で型が1ミリ程度、少しわかったという程度でおわりましたが
馬の乗り方と言うのは本当に古いバイク
私の感覚ではメグロのSGという60年代より以前のバイクの乗り方の参考にはミリ単位で参考になるかなと思います。
SGは申し訳程度のタンクパッドがありましたが、あの年代のバイクは股で挟むことができるバイクではなく、ステップに荷重をかけて曲げるバイクです。
そのバイクに立ち乗りして、荷重移動+ハンドルで曲げる。
走りに関しては例えが度下手ですが
アイドリング30回転くらいで最高回転数80回転くらいの4000ccくらいのディーゼルエンジンのV型2気筒のエンジンをシート下の位置に来るようにフレームにリジットマウントして、サスペンションはリーフスプリングにしたバイクでがれ場を走っているような感じです。
もしくはカールベンツが作った2輪車というような感じです。
乗り心地はクッソ悪いです。
まぁ乗り方のレクチャー通りの力の入れ方をしたりすれば
それなりに楽になりましたので、これは慣れという感じでしょう。
まぁ聞いた話ですが、早く走ったほうが振動は少なくなるというのはあったりするらしいです。
まぁどんなんか知りませんが、乗馬、面白かったです。
6600円…一回40分程度で地味に高いお値段は懐に居たかったですが
馬という動物は人間が管理しないと野生では生きていけないというか
人間が品種改良を続けた結果
原種のシマウマみたいな多少ずんぐらむっくらして群れることが好きな
それなりに小さい馬ではなく
バカみたいにゴン太の足とデカい体、強い食欲を持った馬
体高が高く、体重もそれなりにあるのに足が異常に細い馬
異常に小さく毛がもっさりして暑さに弱い馬など
そういった血の濃さが原因の自然界では異常があるとしか言えないような体になっているため、人間の手が無いと生きていくことができない物になってしまっているため
しょうがないというのもあるかもしれません。
考えてみれば、競馬という物がありますがあれの馬は
安いものでは100万円以下、高い馬では1億円以上の値段が付くレベルのものですが
この動物、血が異常に濃くなってしまっているため
自然界では生きていけませんし、人の手があっても突然死を迎えることある。
そう考えると人間のエゴってすごいなぁと思いました。
いい結果を残した馬は近親姦もふつうに行われると聞くので怖いなぁと思いました。
人間で言うと『ハプスブルク家』みたいになりますね。
動物愛護的にはどうなのとは思いますが楽しかったことに変わりは無いので
お金に余裕が生まれれば、またこういった体験をしたいなぁと思います。
それでは