遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

変わらない部品ほど重要

そういえば、ガソリンエンジンについて久しぶりに考えていたんですよね。

ガソリンエンジンの部品でほとんど変わらない部品。

まぁガソリンエンジンはこれから淘汰されていくとか言いうご時世ですが

私はガソリンエンジンが大好きなのでね。

そんなことはどうでも良いとして

ガソリンエンジンでほとんど変わっていないもの

その部品はスパークプラグなんですよね。

インチ、ミリとかの規格や点火線とか言う和名などはどうでも良いとして

スパークプラグだけは、一切の基本設計が変わっていないとおもいます。

まぁスパークプラグにも、イリジウムプラグやプラチナプラグなどありますが

ニッケル合金で作られたノーマルプラグって今もずっと作り続けられています。

エンジンの部品のなかで、50年以上、同じ規格で作り続けられていて新品が手に入る。

そういう部品って点火プラグしかないと思います。

まぁ代用可能品と言った位置づけの部品は大量にあるわけですが…

 

一度ばかり、戦前の発動機を見たことがあるのですが

点火プラグは現代の点火プラグと同じ形をしていました。

そんな点火プラグの重要性について少しばかり書いてみようと思います。

その前に、そもそも点火プラグって何ぞや?

って思う人の為に点火プラグがどのような物かを解説します。

エンジンを動かすためには、とある3要素が必要と言われています。

それは

・良い混合器

・良い点火源

・良い圧縮

の3つです。

この3つがあることで、エンジンは動きます。

この3つが一つでも欠けるとエンジンは始動できません。

点火プラグは、エンジンの3要素の中の一つ『良い点火源』を生み出すものです。

その点火プラグですが、点火プラグが使われたエンジンができて少したってから

現在にいたるまで、ずっと変わっていません。

 

そして点火プラグは、エンジンの状態を知るために最も使える物でもあります。

『良い点火源』を生み出すもの

である点火プラグにどうしてそういったことができるのか

それは、混合器が吸入されて、圧縮が行われ点火がされる。

その時に、一番近い部品が点火プラグなんですよね。

そして、その3つの影響を一番受けて、外しやすい部品が点火プラグです。

 

そして、点火プラグの何を見ることでエンジンの状態が分かるのか

点火プラグからエンジンの状態を見るときは

プラグを外した時に、黒いか白いかと言う所です。

まぁ、外せばすぐにわかります。

黒いとエンジンの混合気が濃い、白いとエンジンの混合気が薄い

そういう感じに見ることができます。

一番良いと言われているのが

うっすらと白よりの茶色と言った感じの色が一番良い色です。

今の自動車は、混合器を純正から薄く作っているため薄く白い感じが普通のようです。

この症状が確認しやすいのが、キャブレターの車です。

キャブレターは、外因によって混合器が変わってしまいます。

そのため、点火プラグでその症状を見ることができます。

昔のレースでは、点火プラグを外して、キャブレターを現場で調整する。

そういったことが普通にあったようです。

 

エンジンが不調ならば、点火プラグから確認してみる。

そうすると、ものすごく良いと思います。

それでは、ここで本の紹介

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なぜかアマゾンのリンクが出てきていませんが

本の名前は「スパークプラグの知識と特性」です。

スパークプラグのお勉強

皆さんもしてみてはどうでしょうか?

それでは