点火の強さはどの位が良いのか…
最近はエンジンの点火系に関してよく考えるようになたんですよね
燃焼室の形状や、混合気の特性等の特性から燃焼が悪いという物でも
圧縮や混合気自体は良いものと呼べるものを完成させているんですよね。
(たぶん)
まぁエンジンが動くには
良い圧縮・良い火花・良い混合気
の三つが必要なのですが、このうちの圧縮と混合気の
2つ自体は満たせていると思うんですよね。
(調整などによって変わるので一概にはどうこう言えない)
そんなところで、点火という物に対してなのですが
この良い圧縮・良い火花・良い混合気の中で唯一
青天井に限度無しで上げることができるのは点火だけです。
圧縮を青天井にあげると、エンジンは確実に壊れますし
混合気の量を青天井にあげると圧縮工程での自己着火や失火の原因になったりします。
しかし、点火に関しては
火花を打つタイミングと時間が正確でエンジンの発電量の限度を超えないのであれば
火花の強さに関してはどれだけ強くしても別に問題ないんですよね。
(スパークプラグの電極が最終的に溶解するレベルになると話が違いますがそんなことは車やバイクの発電量では土台不可能なので考えていません)
強化させる方法は
一般的に知られている方法は
プラグを接地電極を純正のニッケル合金のプラグを白金プラグやイリジウムプラグに変えて放電する範囲を狭めて強くするというのがあります。
もう一つは、前にブログに書いたウオタニなどの社外のメーカーのイグニッションコイルなどに変えることで、純正のイグニッションコイルよりも高い電圧にして
強い火花を起こすという。そういう風にするというのがあるんですよね。
まぁ電圧を高めても、電流が大きくないと強力な火花にならないですし
イグニッションコイルだけ変えたとしてもイグナイターが壊れるので
点火系と言ってもものすごく変わるらしいので難しいなぁと思ったところです。
まぁこういうのは
オカルトとも言われたりするものだったりするので
これが絶対というようなことは無いんですよね。
まぁ点火に関しては
放電している電気の放電アークを大きく太くして
横に長くアークを伸ばして点火源である火花を大きくするという
そういうほうが良いというのもあるんですよね。
(そういうことをするんだったら多点点火を採用したほうが楽だと思う。)
ただ、私は低速時や低温時の始動性が良くなるのであれば
点火系にはお金をかけてもいいかなぁと思います。
寒い今頃の時期に長くセルを回すのはバッテリーとセルモーター、精神的負担的に嫌だなのと始動時の弱い負圧では、負圧式キャブレターのスロットルバルブをいくら開けても濃い混合気は出ないので、チョークレスのキャブのバイクでの始動は割とセルを長く回すことになります。
まぁお金を貯めて、ウオタニのCBR250RR用のウオタニのフルパワーキットを購入して
なんらかして加工してバンディッド君に取り付けて
論より証拠戦法で
電装系を変えることでどのようになるかをやってみようと思います。
それでは