遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

ロータリーエンジンに副燃室を付けることはできないのか

副燃焼室ってご存じでしょうか?

大戦中にソ連で研究されて

戦後70年代にマスキー法をしのぐために

ホンダがCVCCエンジンを作り成果を出したという。

その後にディーゼルエンジンにあったくらいで

まぁ現在に副燃焼室の有るエンジン自体はほとんどないという事で

実際は消えた技術と思っても間違いはないですが

 

ロータリーエンジンはマスキー法にはそもそも通っていたエンジンですが

ロータリーエンジンは元々の燃焼効率が悪いので

燃料を変えるか使用用途を限定するかをしなければ

現在の排ガス基準に通すのが厳しいと言われています。

 

そんなことはどうでも良いとして

副燃焼室が何で作られたかと言うと

元々のソ連は低温の環境下で、軍用のエンジンを始動させるのが難しい…

そういう背景があって副燃焼室でまず混合気を燃やして

大きな点火源を作ろう。というのが始まりでした。

 

寒い中でも混合気を燃やすことができる始動性が良いエンジン

という事は、燃焼効率が良いよね。

という発想の元に、日本のホンダが作り上げたのがCVCCエンジンです。

 

そんなところで

ロータリーエンジンの話に戻ります。

ロータリーエンジンの燃焼室は燃焼にはあまりよくない燃焼室

と言われています。

だからスパークプラグが2本刺さっているわけですが

高回転ではそれでは足りない

だから、ルマン24時間で走ってたロータリーエンジンは3プラグになっています。

 

そんなところで、

私はロータリーエンジンのハウジングの一部に

副燃焼室を設けてディーゼルみたいにアツアツのグロープラグに燃料を吹き付けて

燃焼させて動かす。

というのを考えてみました。

言っても、グロープラグに燃料を吹き付ける。

という考えは元々ありました。

燃料直接噴射式ロータリーエンジンは開発段階で止まったので

まぁわからないのですが

副燃室式だってマツダさんはやってると思います。

まぁわからないですが

突き詰めていったら面白いエンジンになるんじゃないかなと思います。

 

元からエンジンを考えるのは大好きな人間ですが

最近は実よりも試作のエンジン

それに益より遊びでエンジンを考えております。

それでは