ポルシェのエンジンはスゴイ
下は最近見たエンジンの写真なのですが
これはポルシェのエンジンなんですよね。
当時はOHVのエンジンだったポルシェの空冷水平対向エンジンを
DOHCにしているんですよね。
まぁ機構は複雑で、4本のカムシャフトをベベルギアで駆動させる。
組付け時にバルブタイミングを出すのが相当面倒なエンジンだと思います。
公道を走れるモデルとしては
935のスポーツモデルや904などに載せられたエンジンです。
このエンジンで一番目を引くのはの強制空冷のデカいファンなんですよね。
空冷エンジンと言う物は
走行風を当てるだけのものの自然空冷式
走行風をファンで吸入して強制的に冷やすのが強制空冷式です。
まぁバーディなどもその強制空冷のエンジンですが
このエンジンは、普通のファンではなく
シロッコファンというファンを作っている。
このエンジンが作られたのが、1960年という事を考えると
スゴイと思います。
ホンダの125ccの直列6気筒のギア駆動のエンジンはものすごく凄かったのですが
ただ、このポルシェのエンジンは『このエンジンは量産された。』
という事を考えるとすごいと思います。
私はポルシェに対して詳しい訳ではないので
どのくらい量産されたかというのはわからないのですが
904は100台以上生産されているので
最低でも100台以上は量産されていたという事を考えると
当時のポルシェの技術はスゴイと思います。
それでは