遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

空冷エンジンのフィン

私は古い空冷のエンジンは好きなんですよね。

車のエンジンとなると、水冷が基本になりますが

ついている補器類を除いけば、空冷は一番整備性が良いんですよね。

私が所有しているバイクのエンジンは空冷が多いのですが

唯一現在動かしているバンディッド君が水冷です。

 

まぁ私が好きな空冷エンジンはバイクのエンジンで

基本的には並列で空冷の2気筒のエンジンが一番良い

その中でも

CB450、W400、W800あたりは良いなぁと思います。

これらのエンジンはあまりシリンダーを寝かせずに

シリンダーがまっすぐ立っている。

その点で良いなぁと思うんですよね。

空冷、並列2気筒と言うだけで考えればベンリィ125もそうなのですが

少しだけシリンダーに角度がついているので除外してます。

 

前にポルシェ356の4カムシャフトのの記事を書いたのですが

でっかい空冷のシロッコファンを外すと、中にはたくさんのフィンが切られている。

美しいシリンダーがあるんですよね。

ついでにですが、トヨタ パプリカの空冷エンジンも美しいんですよね。

(2台とも強制空冷エンジンなので、隠れているのがもったいない。)

 

ただ、ノーマルの空冷フィンでは、私は満足できない。

希望としては私はオリジナルの空冷フィンのある

シリンダーやシリンダーヘッドを作りたい

 

CB450のシリンダーは美しいのですが

シリンダーヘッドがのっぺりしているんですよね。

知り合いのバイク屋さんが長年乗っていたのを見ていたのですが

(一年くらい前に知り合いに売ったらしい)

バイクにおいての量産車初のエンジンかつ特殊な動弁機構を持っているため

様々な調整ができる(必要な)シリンダーヘッドなのと

そこまで手を回してフィンを切る必要が無かったからだと思いますが

フィンを切ってみたいというのがあります。

鋳物を吹いて作らないといけないので難しいですが

小さい部品なので、頑張れば個人でも行けるかと思います。

 

W400とW800に関しては

同じWシリーズとして扱いますが

下に行くにつれて、すぼまったシリンダーが微妙だなぁと感じます。

カワサキ、という時代錯誤な考えがありますが

ここに関しては、全く男らしくない

細くなりすぎていって「うーん」と思うんですよね。

過去に、メグロの250SGやカワサキエストレヤに乗ったことがあるのですが

2台とも、良いシリンダーの形をしていました。

エストレヤはアルミシリンダーですがメグロの250SGの時は鋳鉄のシリンダーで

微妙に下に行くにつれてすぼまっているのですが

まだマシなんですよね。

女性のくびれと言っては何ですが、W400、W800の物は細すぎる。

そんな感じのものは欲しくない私はバイクにはがっしり感が欲しい。

なので、アルミ鋳造のシリンダーを作って

それにフィンを切って、5㎜感覚のフィンを切って

(細くできるのならさらに細くして量を増やす。)

鋳鉄のシリンダーを焼き嵌めして

外見のグレードアップを図りたいなぁと思っています。

あと、過去に知り合いのバイク屋さんが直した

メグロのS3というバイクはドライサンプを採用しての空冷エンジンを持ったバイクで

アイドリングで5分程度放置しても、一切オイルに熱が入らないという。

そのくらい冷却が優れていたので

W400、W800もキックキットの取り付け+ドライサンプ化を図れれば

良い感じの味が出るかなぁと思います。

ただ、アルミという材質は、自己放熱性が無いとか言われているので

逆に熱くなって、壊れやすくなるかもしれませんが

まぁ実際にやってみよう。という感じでやろうと思います。

 

シリンダーを作ると言うのは

いつぞやに書いた、シリンダーヘッド自作計画

それよりも簡単な部類なので(素人には難しい)

シリンダーを作ることをとりあえずやってみて

それを起点にシリンダーヘッド製作につなげれるようにしたいです。

それでは