デザインを殺さない革+布
私の憧れ、本革シートというか本革の内装
しかし、よく考えると革シートや内装って快適性には地味に難があるんですよね。
夏は熱くなりにくく、冬は冷たくなりにくい
というような特性があるのですが
全てを本革にすると、なかなかデザイン的に難しいというか合わないんですよね。
ノーマルのファブリックシートからオリジナルやノーマルをそのまま革に張り替たシートにすると物凄く合わないという感じがしたんですよね。
ただ、その時に一緒に見たクラウンは革+布という
好ましい見た目だったんですよね。
そんなところで、最近の私の考えでは
車の内装を作るのであれば
黒を基調に、革+布を使ってやるのが良いのかなぁと思います。
白やキャメルカラー、ベージュなどの膨張色の革で作ると
革の表面の反射も相まってほわんほわんしてしまりが無くなるような気がします。
（純正がすごいのはこの膨張色を使った内装でもバッチリと決めてくるところ）
ただ、革のみに拘るというのであれば
革を格子状に編んだものにすると良いかと思います。
革という物は、割と部位ごと、個体ごとによって質感が違う
（人間で例えると、お腹と肘の部分を比べると肌の質が違いますよね）
なので端材が多く集まります。
そこで、長さや大きさ、色などにもよりますが
質感を限定しなければ、格子状に編んだ革は安上がりなんじゃないかと思います。
ついでに、本革シートの車は真冬でも背汗をかくんですよね。
保温性の高さが良いのは良いのですが吸湿性は無いので
長時間乗っているとムレるので快適性には難があるともいえるんですよね。
なので、通気性がそれなりに良くて
端材を使って作ることができて安く、デザイン性も良い
格子状に編んだ革のシートは良いんじゃないかと思います。
ただ、私は本職ではないので
今、ブログに書いていることを実際のシート屋さんや革物加工業の方が見ると
怒るかもしれません。
まぁその時はその時で、何が悪いか、間違っているかを知ることができるので良いなぁと思います。
それでは
