馬力規制は無意味
まぁ日本にある良くわからない規制に
馬力規制という物があるんですよね。
一応は自主規制という事で片付けられているのですが
規制そのものは国から来た物です。
過去には今は亡き280馬力規制という物がありましたが
今も残っている規制として、軽自動車の64馬力規制というのが残っているんですよね。
私はこの規制の意味が分からない…
現在の軽自動車は、車両装備が多くなっているため重量がかさみ
遅いと言われています。
まぁ馬力が足りないという事ですね。
実際、日本の規制が関わっていない軽自動車のエンジンを載せている車
ケータハム・170という車は、スズキの軽のエンジンを載せているのですが
純正採用で85馬力となっています。
純正採用で85馬力を確保できているという事は
相当長く乗ってもメンテナンスさえしておけば壊れることが無いという事です。
それを考えると、64馬力規制を延々続けることに意味はありません。
ただ、どうしてかいまだに馬力規制はあります。
馬力という物はトルク×回転数というのが馬力で
高度な技術を生かして作ったエンジンの性能を
わざわざ下げることの意味は無いと言っていいと思います。
トルクは、トルク=力×長さ
エンジンの中で言うと、燃焼圧力×クランクアームの長さ=エンジンのトルクです。
そして、馬力はトルク×回転数です。
まぁざっくりですが発進にはトルク、巡行には馬力が重要です。
もともと、軽自動車という物は街中のお買い物車という扱いでした。
軽自動車が市役所で登録できるのはそれが理由です。
ただ、それが年を経るごとにどんどん拡大化して
軽自動車の存在や扱われ方は普通の車並みになりました。
それなのに、古い馬力規制を残したままの現状の軽自動車は
時代遅れだと思います。
現状の性能である64馬力から3割4分ほど性能を上げた85馬力でも
純正で使える。純正でその性能が出せるという事を考えれば
馬力規制を排除して、消費者の生活をさらに快適にする。
そういった車づくりを目指す。
それを考えれば、64馬力規制は即刻廃止すべきだと思うんですが
日本は規制を作ればそのまま放置で柔軟性もなく、合理的ではない法律でも
そのまま放置して延々守らせるという部分があるので
その悪風は無くすべきだと思います。
それでは