ウイングカー乗ってみたい
ウイングカーという、まぁ過去のF1や富士GCを走っていた。
車体の下部の両端でダウンフォースを得る車なのですが
車両下部に流れる空気を上方に轢く抜くことでダウンフォースを得ているため
流れる空気の速度域によってダウンフォースが変わってしまう。
そういった車両特性があります。
そして、そういった車両特性から
高速度域では強力なダウンフォースの為にサスペンションが沈み切ってしまい
低速ではほぼ沈まないレベルのサスペンションになっているようです。
まぁざっくり言うと、速度域でものすごくダウンフォースが変わるカートだと思います。
そんなところでミニサーキットと高速サーキットで試してみたいんですよね。
ダウンフォースの量の調整に関しては
入ってくる空気と抜けていく空気の量を調整することでダウンフォースを調整可能で
サスペンションに関しては
減衰調整で対応するかと思います。
個人的には、FFの軽自動車の660ccのエンジンを用いて
前方吸気、後方排気の横置きとして
自然吸気とターボの2種で制作したいかと思っています。
恐らくですが、どれだけ車両中央部にエンジンを詰めても
リア寄りの荷重になってしまうかと思いますが
座席位置などを変更することでどのくらい対応できるか試してみたいと思います。
排気量に関しては、660ccのままで
自然吸気エンジンでは80馬力 リッター換算で約120馬力
ターボエンジンでは120馬力 リッター換算で約180馬力
頑張ればまだまだ馬力が出せるようですが
個人的にはサーキットスペックであっても耐久性を考慮しています。
そして、基本的にはエンジンとシートを載せたフレームのみの状態でシート位置を変えたとしてもリア荷重になると思うので
車両前部のダウンフォースを確保しつつ
ステアリングシステムやクラッチ、アクセルなどは
電動化したいなぁと思っています。
シャーシフレーム自体は、アルミシャーシで作りたいと思っていますが
アルミシャーシの剛性の出し方という物は知りませんし
鉄の方が楽なのかとも思うと、そこまでできるかと言われるとできないと思います。
鉄とアルミを一緒に使う事は、電蝕の都合上できないと思いますが
個人製作のウイングカーモドキなので
重量が700㎏以下に収まってくれればいいかと思います。
スピンすればダウンフォースのバランスが崩れて飛んで行ってしまう可能性の高いウイングカー構造の車は
安全面という観点から見ると、絶対に主流にはなり得ませんが
そんなところで決定した内容は
車体寸法 長さ4000㎜以内 幅1800㎜以内 高さ無制限
排気量 660cc(ターボ、自然吸気どちらでも良し)
総重量 550㎏以上700㎏以下
前後重量比 45:55
パワステ無し
ウイングカー構造を持った車両構造、およびカウル成型とする。
という程度です。
まぁサーキット走行で死にたくはないのとそもそもレーサーではない一般人なので
車両を完成させて、実走テストをしても相当日和った走りになるかと思いますが
やってみたいことリストに入れておこうかと思います。
それでは