遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

テンロクエンジンが主流だった理由

テンロクエンジンと聞いてわかる人はどのくらいいるでしょう?

テンロクとは、1.6Lの排気量のエンジンの略称で

例とすればトヨタAE86の4AG、シビックのB16B等々

名機と呼ばれる高回転型のエンジンは1.6Lのエンジンが多いです。

理由としては、単一排気量におけるバランスが良いという事が理由のようです。

単一排気量は、総排気量を気筒数で割った数

つまり、一気筒の容積です。

その一気筒の容積は、1600÷4なので400ccです。

日本の税制において、ものすごく微妙な排気量なのですが

考えてみれば、1.6Ⅼの直4エンジン以外にも

2Ⅼの直4エンジン、3Lの直6エンジン、4LのV8エンジン、6LのV12エンジンなど

名機と呼ばれるエンジンというか、主流になるエンジンには

割と単一排気量が400cc~500ccのエンジンが多いんですよね。

バイクにおいても、SR400と言う40年以上生産された名機のバイクも

単気筒の400ccです。

実は、SRシリーズには125、250、ルネッサ、SRX等々

割と多くの派生型があるのですが、途中でいろいろと消えていったんですよね。

という事は、単一排気量400ccのエンジンは

割とよろしいエンジン+デザインが世間的に受け入れられて売れたのが

SR400と言う名車だったんでしょう。

そんなことはどうでも良いとして

テンロクのエンジンが流行った理由として

これは持論ですがヨーロッパのスポーツハッチバックのエンジンに

テンロクエンジンが多いという事も関係していると思います。

ヨーロッパでは、スポーツハッチバックのレースがサンデーレースとして開催されています。

サンデーレースとしても、レースという体系を取るためには

しっかりとルールが規定されている必要があります。

もしかして、ヨーロッパでは1.6Lのエンジンの使用がルールで規定されている。

そういう事があったのでは?

とか考えています。

まぁ勝手な考察なので間違っているかもしれませんが

信じるも信じないも人次第ですのでそうでも良いと思っています。

さて、もう書くことが無いので終わります。

それでは