テンロクエンジンが主流だった理由
テンロクエンジンと聞いてわかる人はどのくらいいるでしょう?
テンロクとは、1.6Lの排気量のエンジンの略称で
名機と呼ばれる高回転型のエンジンは1.6Lのエンジンが多いです。
理由としては、単一排気量におけるバランスが良いという事が理由のようです。
単一排気量は、総排気量を気筒数で割った数
つまり、一気筒の容積です。
その一気筒の容積は、1600÷4なので400ccです。
日本の税制において、ものすごく微妙な排気量なのですが
考えてみれば、1.6Ⅼの直4エンジン以外にも
2Ⅼの直4エンジン、3Lの直6エンジン、4LのV8エンジン、6LのV12エンジンなど
名機と呼ばれるエンジンというか、主流になるエンジンには
割と単一排気量が400cc~500ccのエンジンが多いんですよね。
バイクにおいても、SR400と言う40年以上生産された名機のバイクも
単気筒の400ccです。
実は、SRシリーズには125、250、ルネッサ、SRX等々
割と多くの派生型があるのですが、途中でいろいろと消えていったんですよね。
という事は、単一排気量400ccのエンジンは
割とよろしいエンジン+デザインが世間的に受け入れられて売れたのが
SR400と言う名車だったんでしょう。
そんなことはどうでも良いとして
テンロクのエンジンが流行った理由として
これは持論ですがヨーロッパのスポーツハッチバックのエンジンに
テンロクエンジンが多いという事も関係していると思います。
ヨーロッパでは、スポーツハッチバックのレースがサンデーレースとして開催されています。
サンデーレースとしても、レースという体系を取るためには
しっかりとルールが規定されている必要があります。
もしかして、ヨーロッパでは1.6Lのエンジンの使用がルールで規定されている。
そういう事があったのでは?
とか考えています。
まぁ勝手な考察なので間違っているかもしれませんが
信じるも信じないも人次第ですのでそうでも良いと思っています。
さて、もう書くことが無いので終わります。
それでは