割と悲惨な語呂合わせになるヤード・ポンド規格のエンジン
まぁ暇な時にエンジンの排気量だとか
そういうものを見ていることがあるのですが
ふと、アメ車のエンジンの排気量を見たら
割と数字が悲惨な語呂合わせになってることがあるんですよね。
有名なところで言えば
シェルビーのコブラ427ですね。
これは、総排気量を表す数値で427in³(キュービックインチ)
これをミリ・メートル規格に直すと、約7000㎤(立方センチメートル)と言う。
この427、日本人から読めば『死にな』と読めてしまうわけです。
いやはや、怖い怖い。
アメリカとかの英語圏の人は、『13日の金曜日』に代表されるような
『13』だとか『666』、『191』『11』『111』だとかの数字
それが不吉だとか嫌われる数字がありますが
アメリカの人はそんなに気にしないんですかね?
言っても、どう読むか知りませんが、427は英語読みでは
four hundred twenty seven(フォーハンドレッドトゥエンティセブン)
four two seven(フォーツーセブン)
英語圏の人的にはどこにも縁起の悪そうなところは無いんですよね。
まぁ次に紹介するのは
初代のシボレーのカマロZ28のグレードに設定された
305in³のエンジンですね。
たぶん、面研をして圧縮比を高めていると思うのでもう少し低いんじゃないか?
とか思うんですが、まぁこのエンジン、変換の仕方で数字が変わるんですが
㎤に単位換算をすると4949㎤
でっかくてごついアメ車のイメージが一気にかわいそうだなぁ
と思える数字に変わりました。
4949(シクシク)ですよ。
この数字を見て『かわいそう』とか『泣いてる』と言うイメージを持ったりしませんか?
そんなことはどうでも良いですが。
この初代カマロが出た時と言えば
マスキー法が改正された1970年代
ビッグスリーの三社の一つ
シボレーの親会社のGM(ゼネラル・モータース)含め
様々な会社が苦しんだものですね。
苦しんでいた当時にエンジンの排気量をin³から㎤に変換すると
4949(シクシク)になるなぁとそんな発想を持った
日系人の設計者が設計したんじゃないか?
と思うような隠された面白さがあったんですよね。
まぁ今回は暇な時に見つけた2つのエンジンの排気量から
想像できる悲惨な語呂合わせについてでした。
アメ車のエンジン、特にV8に関しては大きく分けて2種類
スモールブロック、ビックブロックに分けられており
いろいろあるので自分で調べてみてはどうでしょうか?
私は面倒なのでしません。
悲しい語呂合わせでもうれしい語呂合わせでもどちらでも良いので
探してみてはどうでしょうか?
それでは