遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

恵まれると周りが見えなくなる。

まぁ世の中には恵まれた人間と言いますか

「これ以上の発展はいらない」「自然にやさしく」

「私たちは環境保護のために動いている」

というような事を書いたプラカードを掲げて行進するような

一昔前の学生闘争のものすごく易しいバージョン的な物が

都会で学生や若い世代を中心に行われているようなんですよね。

まぁそう言ったニュースを見ると、私は片腹痛い

周りが見えていないってかわいそうだ。と思ってしまうんですよね。

現代の社会は炭素社会と呼ばれているように

石油や化学製品によって今の文明は作り上げられ、維持されているんですよね。

その恩恵を受けて依存しておきながら

「いらない」などと呆けた事をプラカードや段ボールなどを持って行進している。

 

私は田舎と言っては地元に失礼ですが

家の裏は山、10分程度自転車で走れば海というような

環境で育ってきたんですよね。

そして、電車は1時間に一本、バスは1日5本あるかないか

そういう環境の人たちは、若い人を除いての高齢者や会社へ向かう人は

自動車が無くては生活できないというのを知っています。

それなのに、都会住まいの人間は都会の杓子定規で物事を決める。

都会で抗議をするような時間のある若い人間は

十中八九、恵まれているというか中流階級の中での上と呼べるような人間

に分類できると思うんですよね。

金持ちに貧乏人の苦労はわからない

というのがありますが

現在の日本ではというか世界ではリアルにそれが起きているんだなぁと痛感しました。

 

「いらない」という言葉を使えるのは、恵まれた人だけです。

「欲しい」と思っても手に入れることができない

そういった人をさげすむ行為であり、愚行です。

それに気づかず、自分の杓子定規でしか世の中を見れない

ある意味かわいそうな人がいるんだと。

物がない時を知らないから、今の物が無くなるとどうなるのか考えられない

物が無くなった時にどうなるか考えられない

まぁ欧州でもそういった人間は増えているようですし

世界でそういった自分は正義だと思った勘違いが増えてきているのかなと思います。

 

まぁ私個人の実体験として

SNSで道路や交通に対してちょっとした発信をしただけでも

「お前はお前の過失で人を殺す。鏡を見てみろ、それっぽい顔してる」

とか「自動車はいらない、自転車か歩きだけで世の中は十分と」

頭の悪い都会人が突っかかってきたことがあるんですよね。

宅配サービスや日常の買い物に対して、自動車がどれほど貢献してきたか

それを考えられない人っているんだぁと笑いましたし

ある種のエンタメだなぁとも思いました。

日々の食事になる食材はどのように産地から運ばれてきたのか?

それすらも考えられない人間がいるのだと

現代社会のありがたみを考えることができない人がいるのだと

そのうち一人は日本語も、私が返信として送った質問の意味も解答せず

居なくなったのでまぁ正直に言うと恵まれてはいてもバカだなと思いました。

 

人間という生き物は、自分が正しい、自分が正義だ。

といったん思うと、手が付けられないほどその思考が加速し

ほぼ止められないくらいに猪突猛進になるらしいんですよね。

そして、反対する人間を悪とみなして攻撃するという。

そういった性質があるためこういった恵まれた視野が狭い人に現実を見せる手立てと言う物は無いと思います。

 

まぁそういった人はいずれ自分の間違いに気づくかと思うので

そのことを期待してみようかなぁと思います。

それでは