フィンガーフォロワーロッカーアームのテコ比と強度
まぁレブル君のDOHCヘッド
考えていくと、私は燃焼室の方は開けたいというか
ヘッドの上は狭くしたくは無く、プラグの位置は燃焼室の中央に置きたい
だからこそフィンガーフォロワーロッカーアームを介してバルブを開閉させたい
そういう感じに考えているのですが
何枚か持っているトヨタのエンジン断面図はすべて直打ち式のカム(カムの頭頂部がバルブステムエンドの後ろのアジャスティングシムを叩く構造)のエンジンの物なので
そんなに参考にならないんですよね。
参考になるのはOHVエンジンとかそっち系のエンジンなんですよね。
シーソーの後ろをカム山でそのまま突き上げる形にしたいと思っています。
そんなところで重要になってくるのがテコ比と強度です。
カムシャフトの大きさにもよりますが、テコ比は強度も併せて考えないとダメですしカムシャフトの駆動はチェーンなので
ロッカーアームにチェーンが干渉しては、そもそも動かなくなってしまいます。
設計段階で割と詰みに近くないか?
というようになってきてしまいました…
たぶんですが、クランクシャフト側のギアとカムシャフトのギアの比は1/2
ですので、おそらくですがギアの比が1/2よりも小さな比になるので
バルブの駆動的に難がある物になってしまいそうです。
今のところどうやって何とかするかを考えていますが
元のカムチェーンを使って、インテーク側、エキゾースト側にさらにチェーンを張って
駆動させるとか
知りませんが、レブルのクランクシャフトは古いクランクシャフトなので
2ストのクランクシャフトのように分解可能であれば
元のカムチェーン駆動用のギアを削って新しいギアをはめ込むという方法も取れないわけではないですが、おそらくできないので
元のカムチェーンでギアを駆動させて、そのギアから延長させる方向性で考えています。
ブログにあげるかは知りませんが、そのうち図にまとめます。
まぁ実物になることは無いでしょう。
それでは