遊び人の雑学

生活にほぼ役に立たない遊び人の雑学

発想の日々…

けっこうアホなことを考えて生きている人間な私ですが

今更ですが、2ストのエンジンの腰下を入手しました。

まぁ元の所有者が焼きつかせて終わったエンジンをアプガレの買い取り部門に投げてたんだろうなぁと思うのですが

想像以上に安いお値段で手に入りました。

車種はTZR250 1TK

2ストの2気筒エンジンです。

初代TZR250、TZR250シリーズの中で有名な前方吸気、後方排気の3MAの前

年式としては、1985年の物ですので私のレブル君とほぼ同期の物です。

 

しかしまぁ壊れているエンジン

現在わかっている状態をまとめたのですが

放置期間も長かったようで、土くずやオイル汚れが多く

クランクシャフトは一部錆びがあり、ベアリングに縦方向のガタは無いものの

フライホイール側のベアリングは死んでいる?(ガタは無いものの異音がします。)

そんな状況です。

 

シリンダーとヘッド、吸排気系の補器類が手に入れば

エンジン自体としては動かせると思いますが

本来の2ストエンジンとしてのポテンシャルを発生させる事

それ自体は無理だと思います。

そもそも37年前の負荷がかかりすぎて壊れたエンジン

部品も欠品ですので悲しいかな、復活は難しいでしょう。

 

ただ、個人的にオブジェには良いなぁと思って購入したものですので

動かさなくてもまぁ良いかなぁと思います。

37年前と言ってもバカにすることなかれ

現在ではコスト的な面が原因で再現できない物です。

技術的には生産できる、材料は沢山ある。

恵まれた世の中のそんな中でも、できないものというのはあります。

まぁコストが原因なのでお金さえ集めれば何とかなるんですけどね。

1TK自体そこまで人気ではないか知りませんが

部品供給に関して調べてもこれが欲しいという話が一切出てこないので

皆でお金集めて内燃機屋さんに丸投げして部品を作ることもできないと思います。

 

そもそも、2ストの水冷シリンダーという時点で

流用が効きづらいというか、部品が無いので

動かすことはあきらめようと思います。

そもそもエンジンを動くようにしても載せるフレームがないので

オブジェにするか、綺麗にしてからどこかに売り飛ばすか、どちらかです。

お金があればシリンダーを製作して、2ストエンジンの燃焼の実験エンジンとして

動かすかもしれませんが部品が無いので、動かすとすれば年がかりの製作になるので

オブジェ路線が一番です。

まぁこれから綺麗にしていこうかなと思います。

 

それでは